【注文住宅】契約までの打ち合わせ回数と内容は?全体の流れは大丈夫?

【注文住宅】契約までの打ち合わせ回数と内容は?全体の流れは大丈夫?

契約までに何を打ち合わせるの?流れも分からないし……と打ち合わせスタート前に思っていたので、これから第一歩を踏み出す方向けにまとめてみました。

ねみ

✓土地探しと並行
✓間取りは契約後にも変更
が前提の打ち合わせでした。

1社との契約をするまでに、各社打ち合わせした回数は4回です。

『土地はある!』『間取りは契約前に決めたい!』といった状況では打ち合わせ回数は増減します。

そして現金が必要な場面もありました。

どんな内容を話し合ったのか?紹介します。

この記事でわかること

土地探しも並行した場合の

  • 打ち合わせ内容
  • 契約までの流れ
  • 契約までにいるお金
目次

契約前・契約後のスケジュール

契約までの打ち合わせでは、大きく6つのことが話題になりました。

  • 土地の購入
  • 予算の決定
  • 住宅ローン仮審査
  • コンセプトの共有
  • 住宅展示場・モデルハウス見学
  • 間取り・見積もり

全体スケジュール

最初の打ち合わせから完成まで。およそ10ヶ月〜1年のパターンが多いようです。

1ヶ月目・土地探し
・契約前打ち合わせ
2~4ヶ月目・契約
・ローン仮審査
・設計士と間取り相談
5ヶ月目・インテリアコーディネーター打ち合わせ
6ヶ月目・ローン本審査
・地鎮祭
・着工
9ヶ月目・家完成
10ヶ月目・外構(駐車場・庭など)完成
・引き渡し
10ヶ月で完成する場合のスケジュール

1年かかるのは、

  • 土地探しに時間をかける場合
  • 打ち合わせ期間(設計&インテリア)を長めに取る場合

でした。

ねみ

後悔することが減るようにと、あえて長めの打ち合わせ期間を設定していたところもありました

【契約前】打ち合わせ内容

私たちの場合は以下のように進みました。

前後することもありますが、大まかな流れは各社同じでした。

ねみ

詳しい内容はリンクを押すとジャンプします

打ち合わせのときに、住宅展示場やモデルハウスもついでに見学していました。

【契約前】打ち合わせ内容について

土地の購入

すでに土地を持っている場合は省略できます。

建築条件付き土地で考える場合、営業さんも付いてきて土地や地域の特徴を教えてくれたりします。

【建築条件付き土地】
建築できる業者が決まっているなど、制約がある。

通学通勤・買い物の利便性など、譲れない条件を書き出しておくことをオススメします。

土地選びで重視したポイントはこちらの記事で詳しく紹介しています。

参考▶土地探しのポイントは?見分けるコツや参考サイトを紹介

予算の決定

予算については、初回~2回目には話題にのぼります。

頭金・ローンのこともあるので、事前にしっかりシミュレーションしておくことをオススメします。

  • 収入・支出・貯金
  • ライフイベント
  • 車の買い替え など

日々の収支、大きなお金が動くタイミングを知ることからスタートします。

考えたことなかった!自分で考える自信がない……という方は、FP(フィナンシャルプランナー)を頼ると親身に相談に乗ってくれます。

住宅ローン仮審査

おおよその予算が決まったら住宅ローンの仮審査をします。

仮審査とは、銀行にいくら貸してもらえるか審査してもらうことです。

ねみ

支払い能力が認められなければ、契約ができません。

共働きの場合、2人でローンを組むことも視野に入れることができます。

種類はざっと3種類

  1. ぺアローン
  2. 連帯債務
  3. 連帯保証

それぞれメリット・デメリットがあるので注意してください。

また、仮審査を通過した金額についても注意が必要です。

営業

(例)
仮審査通りました!8000万円借りられます!

仮審査で申請が通った額は借りられる最大額であって現実的な返済可能額ではありません

月々の返済額とも照らし合わせて考えることをオススメします。

コンセプトの共有

間取りを決めるとき、何か希望はあるか聞かれます。

  • ゆずれないポイント
  • こだわりたいところ
  • できれば叶えたい要望 など

まずは自分たちの理想をリストアップします。

取り入れたいものが見つかるたびにリストに追加して、打ち合わせ時に共有できるようにしておくと伝え忘れもなくなりスムーズに話が進みます。

ねみ

私たちはスプレッドシートを使いました

Googleの無料サービスで、共同で編集できること、iPhoneでもアプリで使えるメリットがあります。

Excelに慣れていると、ちょっと使いづらいかもしれません。

住宅展示場・モデルハウス見学

各社の得意分野を知れるのはもちろん、自分の家に取り入れたい要素を見つけられます。

この設備欲しい!とすぐにリストアップできる人は少ないのではないでしょうか。

ねみ

建築やインテリアに関わる仕事ならともかく

実際に住んでいる方のおうち見学が実施されていることもあるので、イメージをつかむために行ってみるのもいいでしょう。

これいいなぁと思ったものはとりあえずメモしておくと、間取りを検討するときに役立ちます。

間取り・見積もり

土地が決まって予算や希望も伝えたら、間取りと見積もりが出てきます。

契約前に設計士が打ち合わせに出てきたのは1社だけだったので、間取りは変える前提で『希望した要素が入っているか』だけを確認しました。

相見積もりをとる場合は、家完成後のメンテナンス費用も確認して比べることをオススメします。

【相見積もり】
いくつかの会社で見積もりを出してもらうこと。比較検討できるメリットがあるが、断るときは少し気が引ける。

そして見積もりは、ぜひ契約後の値上げについて聞いてみてください。

ねみ

契約後に、この見積もり価格から大きく値上がりしますか?

営業

弊社の標準仕様に、人気のオプションを入れた見積もりです。大きな値上げはないと思います。

提示された見積もりにどの程度の仕様・オプションが含まれているか確認しておくことをオススメします。

予算オーバーでも、オプション込みの見積もりの場合、削減したりランク変更でコストダウンを狙うこともできます。

思ったより安い場合、すべて最低ランクで見積もられている可能性もゼロではありません。

契約までにお金がいるタイミングは?

家が建ってからお金が必要と思いがちですが、契約前から必要です。

金額としては少なくとも100~200万円は用意しておくことをおすすめします。

必要なタイミングは2回ありました。

  1. 土地決定
  2. 契約決定

土地決定した時

建築条件付き土地や、不動産業者が販売している土地を購入する場合に必要です。

メーカーによってさまざまで、私たちは3パターン経験しました。

  1. 契約時まで無料
  2. 5万円必要
  3. 10万円必要

このお金は土地の地盤調査や、契約時の手付金に使われます。

契約辞退するときに返金されるかどうかは、メーカーやタイミング次第です。

ねみ

そして自分から言い出さないと積極的に返金対応はしてくれません

契約決定した時

契約することを決めたら、契約手付金の準備をします。

昔は現金手渡しだったそうですが、トラブル回避もかねて最近は振り込みになりました。

土地と建物の手付金・印紙代で、あわせて約150万円必要でした。

ねみ

土地代にもよりますが『土地:建物=1:2』くらいでした

まとめ:まずはこだわり・予算を確認

何も準備せず打ち合わせに行くと、考えもまとまっていないので時間が無駄になってしまいます。

  • 間取りに関するこだわり
  • 予算はいくらか

最低限、予算と間取りに関する希望は考えておくのがおすすめです。

考え方によっては、新築より中古や賃貸が向いているパターンもあります。

壁の色や照明など、細かいことは契約してから決めていきます。

おすすめ本

はじめはスーモの雑誌、HOUSINGが参考になりました。

流れや用語などの基礎知識、施工例が載っています。

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