ブログ始めたけど、さて何書こう?
ブログの方向性に悩んでいる方、ブログをだれかに読んでほしい方、まずこの本を読んでみましょう。
本書は、アメブロ用語もときどき出てきますが、全ブログの書き方入門書になっています。
著者はSEOを専門としている木村賢氏で、もちろん検索エンジンについて解説している章もあります。
しかし、ほとんど専門用語は出てこず、『SEO』という単語も2回しか出てきません。
分かりやすさに全振りしてます。笑
- ブログを誰かに読んでほしい
- 書くときに注意するポイントが知りたい
- アメブロでブログを書きたい
たくさん読まれるアメブロの書き方
- 著者 :木村賢
- 発売日:2017/12/7
- 出版社:技術評論社
- 単行本:176ページ
発売日はなんと健康アップデート、いわゆるYMYLのアップデートがなされた翌日です。
もともとおすすめジャンルに言及した本でもないので、今回は気にせず紹介します。
著者について
- 木村賢
- サイバーエージェントSEOラボ研究室長
- メディア本部AmebaカンパニーSEO戦略室長
- 京都大学経済研究科研究員
目次
- Chapter1 なにを書いたらいいの?
- Chapter2 記事はどう書いたらいいの?
- Chapter3 検索エンジンに好かれるようにする
- Chapter4 ブログを宣伝しよう
- Chapter5 検索エンジンに絶縁状を突き付けられないために
- interview 特別インタビュー
読まれるブログのポイント5選
アメブロのアクセスは、アメブロ界隈だけで完結しているわけではなく、40%は検索エンジンからの流入になっています。
検索して読みたいブログについて、2022年現在でも通じる5つのポイントを紹介します。
- 読者の知りたいことを書く
- 見やすい記事にする
- 人に好かれるようにする
- ブログを宣伝する
- 検索エンジンをだまさない
読者が知りたいことを書く
芸能人やファンの多い人でない限り、読者は基本書き手の日常に興味はありません。
書き手が伝えたいことと、読者が知りたいことを一致させるように書いていきます。
知りたいことを考える
検索エンジンから来る人は、特定のキーワード以外に、感情で検索してくる人もいます。
情報を知りたい背景まで考えるといいですね。
(例)ブラック企業のサラリーマン
- 『転職 おすすめ サイト』
- 『残業 長い』
- 『仕事辛い』
方向性を絞る
読者も似た悩みにたどり着きやすく、検索エンジンもどんなブログか理解しやすいので検索順位が上がりやすくなります。
あるジャンルに絞って運営されている、特化ブログと呼ばれるものが有利になります。
書きたいこと、得意なことについて書けたらベスト!収益を第一に考えるならテーマ選びは慎重に…
特に気にせず複数ジャンルを書くのももちろん自由ですが、統一性を持たせたいならジャンルごとにブログを分けてしまうのも手です。
見やすい記事にする
タイトルは大切
読者の9割がタイトルで読むかどうか判断します。
キーワードをしっかり入れながら、悩みに直結させなければいけません。
分かりやすくする
あなたのブログの読者は、その用語は分かりますか?漢字や横文字をたくさん使っても大丈夫ですか?
専門性が高い悩みには専門用語を使って、一般的な悩みには人やわらかく分かりやすい言葉で書くことが大切です。
行間を開けすぎるのも、人も検索エンジンも文章として認識できなくなるので注意が必要です。
10人中7人は『スマホ』で見ている
アメブロ全体でも70%がスマホからのアクセスだそうです。
文字の大きさや、適度に画像や動画を挟んだりして、スマホでの見やすさも確認することが大切になります。
人に好かれるようにする
検索エンジンに評価されるには、先に人に好かれるのが近道です。
googleはユーザーの行動を検索結果に反映させると明言していて、検索した人がすぐに離脱するページ、検索をやり直してしまうページは一度検索で順位が上がってもすぐに落ちてしまう。
引用 たくさん読まれるアメブロの書き方
検索エンジンは日々改良が加えられています。
人に好かれるには、その人が持つ悩みを解決してあげるのが大切です。
更新回数を増やすことも、結果的に検索エンジンからのアクセス増加に繋がります。
『記事が増える=ブログへの玄関口が増える』というイメージです。
ブログを宣伝する
SNSで紹介するときは、記事URLのみではなくひとこと付け加えると効果的です。
アイキャッチ画像も大切です。
ブログ村などのランキング登録のほか、被リンクをする・もらうなら、関連性のあるサイト同士の方が評価が上がりやすくなります。
子育てブログ同士、投資ブログ同士など、リンク先と読者層が被るとより良いってことですね。
検索エンジンをだまさない
反転文字や、直接記事に関係ない単語の羅列、アフィリエイトリンクだけの記事などなど…
人が見ても『読みにくいな…情報ないな…』となる記事は、検索エンジンにも嫌われて順位が下がります。
検索エンジンにブログがどう見えるかは、サーチコンソールで知ることができます。
『URL検査⇒クロール済みのページを表示⇒スクリーンショット⇒公開URLをテスト』で人が見るのと同じ画面が表示されていれば問題ありません。
まとめ:誰かの役に立つ記事を考える
今はさらに進化してると思いますが、アメブロが運営がいかにして守られているかも知ることができ、おもしろかったですね。
- 読者の疑問を解決できるブログ構成にする
- 人と検索エンジンに好かれる書き方を心掛ける
- ブログを宣伝する
本記事では紹介していませんが、アメブロ特有の集客方法についても解説されていました。
ブログ始めたてでまだいろいろと模索している方、ぜひお試しください。
技術評論社の記事
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