左利き?めずらしいね!
左利きっ子が一度は投げかけられるこの言葉、得意げになる子もいれば気にする子もいるでしょう。
我が家のちびっこも左利きなんです
ハサミを使い始めた2才半ごろ、今後の左利きグッズを探していたときに1冊の絵本を見つけました。
ひだりききは個性的ですごくステキなことだ!
全力でそう語ってくれます。
左利きという存在に気付いた子にふれてほしい絵本です。
- 左利きを気にしている子
- 左利きの子が身近にいる
- 左利きの仲間が知りたい
ヒミツの左利きクラブ
- 著者:キリーロバ・ナージャ
- イラスト:古谷萌、五十嵐淳子
- 発売日:2021/10/7
- 出版社:文響社
- サイズ:28.3×21.6×1 cm
- 単行本:48ページ
あらすじ
案内人のサウスポー伯爵が、『ヒミツのひだりききクラブ』のヒミツを教えてくれます。
クラブの招待状を受け取って、伯爵のお城の中をいっしょに散策しながら、会員たちを紹介してもらいます。
はるか昔の有名人から身近なあの子まで、お城にはたくさんの仲間たちがいます。
左利きが困る道具や、場面についても教えてくれますよ。
著者のやさしさがあふれる本
“左利き”という個性を大切にする、やさしい本です。
最後のページには著者のキリーロバ・ナージャさんから、左利きの子へのエール、右利きの子へのメッセージが添えられています。
著者本人も左利きで、幼少期に親の転勤で6ヶ国を渡り歩き、”普通”という概念に戸惑ってきた過去があります。
左利きのほか、食や体質、めずらしい血液型……なにかしら個性がある子をレアキッズと称し、彼らにエールを送る絵本を執筆されています。
もう一冊、レアキッズのための本『からあげビーチ』がありますよ。
おすすめは小学生ごろから
2才のために買いましたが、本人が読むには早すぎました。笑
まず親が今後の心構えを考えるのには、とっつきやすい本です。
小学生ごろなら子ども本人も、がっつり楽しめる内容になっています!
偉人が何人も登場するので、歴史を知るきっかけにもなります。
手始めに、学校の図書室で伝記マンガを読むことから始めてみてもよさそうですね。
おわりに
この本でしったヒミツは、ヒミツだぞ。
引用:ヒミツのひだりききクラブ
サウスポー伯爵のお言葉です。
ぜひ、お子さんといっしょに読んで、ひだりききクラブのヒミツを確かめてみてくださいね!
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